この時期になりますとどこからともなく漂ってくる金木犀の甘い香りに思わず深呼吸をしてしまいます。
それだけでも元気を頂けますね。
先週は和楽庵の9月の催事がありました。
雨天兼用スリーシーズンコートは手放せません
わたくしは以前よりスリーシーズン用のコートを新調したく専務にお願いしておりましたので期待感一杯♪。
絹の着物は美しい光沢、なめらかな肌触り、湿性・保湿性・放湿性に優れ、紫外線も吸収してくれるという優れもの。
でも雨に濡れると縮んだり雨ジミが出来て着物や帯が台無しに(T_T)。
お着物をお召になる前日は空模様がいつもより気になり天気予報を何回も見たり致しませんか?
お出掛けが結婚式やお茶会だったり致しますと急きょ紬の着物に変更という訳にも参りません。
やはりお着物を一通り揃えられましたら雨から守る雨コートは必需品となりますね。
わたくしがお教室に参ります時には着物ですので空模様が怪しい・・・あるいはシトシト・・・ザーザー・・・何でもあり、となります。
最初から雨が降っている時は自宅から着てまいりますが空模様が怪しい時はいつもバックの中に忍ばせております。
軽くて平たく大した嵩もありませんので持ち歩くのは苦になりません。
そんな訳でわたくしにとりまして雨コート、特に春から夏そして初秋にかけて利用しているスリーシーズンのコートは必需品。
出番が多過ぎてすでに色も褪せ、綻んだしまった裾の為何度この不器用なわたくしが針を持ったことか!
前置きが長くなりましたが今回お願いしておりましたコートはこんな感じデス。
ナ~ンカ色がボケボケに撮れていますが・・・(;´∀`)。

縦縞柄のグラデーションで多彩な色を揃えてくださいました。
夏は紗に撥水加工をしたコートを着るようにしておりますが霧雨ならともかくザーザー降りですとその捩り織の隙間から雨水が入るような気がしてスリーシーズンコートに頼りがちです。
その時にも着ることが出来るスリーシーズンコートは雨天兼用&塵除けの役目も果たし、涼しげに透け感たっぷりな物を多く見かけます。
着物の着丈より1センチほど長めに仕立てたコートをただ羽織るだけでしたら透け感たっぷりはとってもお洒落ですよね。
でも本降りの時は着物の裾を帯の上線までたくし上げます。
下は長襦袢上は着物となりそれが透けていては美しくありません。
ですのでわたくしが望むコートは涼しげに見えることより現実的に透けなくていいので軽くて着心地が涼しければ宜しいのです。
でもね、そんなコート、冬のコートでない限りなかなか見つからないのです。
こちらにあるコートどれも素敵でしたが諦めることに・・・。

ところが専務、わたくしの答えをすでに予測していたのでしょうね。
次なるものを見せてくれました。
夏大島のコート
夏大島の格子柄の反物。着尺地で作ることになりますのでこんなコートはあまり拝見したことがないな~と云うコートに仕上がります。
大島紬は水に強いうえにパールトーンで撥水加工を掛けますので鬼に金棒。パールトーンによる多少の通気性の悪さは着物をガードするためには目をつぶります。
どなたとも被りにくいと云う語呂に弱いわたくし・・・。
「これにする~♪」
と即決。
先程までのうんちくは何のその。
今まででの中で透け感№1!!!矛盾だらけのわたくしでした(*''▽'')。
こうなったのであればお仕立て方法で工夫です。
前は着物仕立てにすれば生地が二重になるので大丈夫。要は後ろですよね。
秘策を考えております。
その時ちょうど、前にご一緒しておりました学院の先生がお見えになり「これ、いいでしょ~」とお見せしたところ即決で「私も欲しい~♪お揃いで☆」と。
(うんうん、先生と同じ趣味で嬉しいな~^^)
思わず喜んで!と申しましたがそのお品1点限り。
わたくしのはまた探してきて頂かなくっちゃ (;´∀`)。専務~お願いいたしますわよ~!
C先生。一緒に雨空の元楽しみましょうね~♪。
出来上がりましたらアップさせて頂きますね。
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