風邪なんてほとんどひいたことがないんですぅ~と豪語していたのはいつまでだったか・・・。
気が付けばこの数年、年末もしくは新年に風邪やアレルギーによるアナフィラキシーショックで大変な目に合っているような気が致します。
これは年々怠惰になり大掃除に向けての一種のアレルギーかもしれません。NHKあさイチのスーパー主婦直伝のノウハウは食い入るように見てはいるものの、その場を離れればいつものわたくし~ケセラ・セラ・・・
なるようにならないからこうしてジタバタ・・・。
この時期になると思い出されることがあります。
わたくしの両親は二人揃って綺麗好き。日ごろからご近所の方から舐めるように掃除をしていると言われたほど。
その二人が年末となると仕事の合間に益々拍車が掛かったようにそれこそ天井裏までも掃除をして回っておりました。
(わたくしは一握りもその要素がありません)
娘時代のわたくしはそんな最中、紅白歌合戦が始まる前にと呑気に美容院に行っておりました。
翌日親類宅に新年のご挨拶に毎年母親が着付けた着物で伺うのが恒例だったのです。
この時ばかりは髪型が崩れないようそぉっと寝返りうって頑張りました^^。
そんな中いつの時のことかは定かではないのですが、忘れもしないのは着ていた綺麗な朱色のセーター。下がスカートだったのかズボン(パンツとは言いませんでした)は全く覚えていないのです。
帰宅後綺麗に結い上げた髪型を見た母親は笑みと同時にとても困った顔をしていました。
翌日には櫛のような簪が前と横にさせば完成の後頭部とサイドにボリュームを持たせた半日本髪。当時まだその頭を支えていた首はほっそりとしておりましたっけ。
その首は朱色のトックリのセータ(今でいうタートルネックですわね)で隠されていて・・・?。
「あ”ぁぁぁぁぁ~!!!ど~しよう~!(;´Д`)」
当時のハイネックのセーターは今ほど伸縮性がなくかぶる時も顔をスリスリしながらの物でしたので、とても和髪を通り抜けることは出来るハズもありません。
比較的子供のころから寒色系の服を着ておりましたのでわたくしにしては珍しく綺麗な色の朱色のセーターでした。
失ったものだけに美化しているのかもしれませんね。今更髪型を崩す訳にもいかずお気に入りのセーターに泣く泣く鋏を入れたのです。
母のあの困った顔は瞬時にこのセータが犠牲になる事、わたくしがとても悲しがることを察した表情だったのでしょう。
そしては母親自身が毎年のことゆえ洋服に注意を払わなかったことを後悔していたようにも思えました。
美容院の方も一言言って下されば・・・。
と恨めしい気持ちにもなりましたが、同時に毎年髪を結ってもらっているわたくしが何故この年に限って・・・?!と自分自身が恨めしく自己嫌悪に陥った年でした。
それ以降は二度とこのようなことはございませんが成人式が近づいて参りますと何かの拍子にフッと思い出し今では良い教訓となったことを懐かしく思ったりしております。
来年も輝かしい未来が待ち受けていらっしゃるお嬢様が成人式をお迎えになります。微力ながらわたくしもお手伝いをさせて頂くこと今からとても楽しみにしております。
今は比較的美容院と着付けがその場でセットになっておりますのでわたくしのような失態はあまりないかと存じます。
美容院でももちろん配慮して下さいますが、うっかり忘れてしまうこともありますし、美容師になりたての方はご存じないかもしれませんので、やはりご自身または家族の方が被り物のお洋服はお召になっていかれませんように注意されるのが望ましいですね。
今年はわたくしの人生の中で経験したことのなかった深い悲しみの別れとその引き替えのような生命の誕生の喜びを味わう事も出来ました。
また未知の世界のブログやサイトの扉をたたき、暗中模索の中その手を力強く引いて下さる小春先生のお陰様で何とか続ける事が出来ております。
そして何より稚拙なブログながらポチッとクリックして応援して下さっている皆様に深く深く感謝申し上げております。
来年になってぐん!と成長したわたくしがそこにいることはあり得ませんが等身大のわたくしで少しづつ何かを得て行ければと思っております。
一番必要なのは筋肉かもしれません。
それから記憶力。それから努力。その上での技術。いっつ~も思っております。
あ~欲張りなのに行動が伴わない・・・。
こんなわたくしですが来年もお付き合い下さいませね。
皆様が健やかなる新年をお迎えになられますように心よりお祈り申し上げます。
最後までお付き合いくださりありがとうございます
今年一年本当にお世話様になりました。
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