昨日のような陽気は日射しに背中を押されれば、あぁ、単衣を着ることが出来たらな、前方より北風が顔に当たり襟元に冷たい風が吹き込めば、袷で正解と揺れ動く乙女心(#^^#)、いえいえ気温です(..)!
まぁ、帰宅時には気持ちの良い着心地となっておりました。
さて、今日のお稽古にいらして下さったMさんから、嬉しい報告を頂きました。
結婚式を挙げるには安定した気持ちの良い季節。人気の10月は目白押しですね。
Mさんもお稽古で頑張った成果をご友人の披露宴で、こちらもお披露目です。この日はあいにく台風が上陸する前日のことでした。
あらら、今安定した季節と申しましたがそういえば、今年は10月に2度も台風が上陸しましたね。
暴風雨も手伝って交通面にも支障をきたし、ご両親様の協力の元お車で向かうことが出来たようです。
車は目的地まで気軽に行けますが、こと着物を着て車に乗ってそして降りる行動を取りますと、いくら綺麗にお着付けされていたとしても降りた時には様子が違っております。
おはしょりがめくれていたりお尻の辺りの生地に少しドレープが出てきたり、何より椅子に寄りかからないように頑張っても帯が一番きれいな形のまま・・・ということはなかなかありません。
でもご自分で着付けることが出来て、美しい着付け姿を知りお直しができるようになると車での移動でも何も困ることはありません。
Mさんもきっとおご自宅から綺麗に着付けることが出来、そして目的地に着いてからお直しが上手にできたのでしょう。
周りの方から「恰好いい!」と言われたそうです。
そうです。お着物をお召になって恰好いい、このようなお褒めの言葉を頂けるのが一番うれしいことです。
綺麗~♬も嬉しいですが恰好いいというのは、お着物のことをあまりご存じでない方も何となく「スッキリ」と「きりっ」と見えるからこそ、の印象だと思うのです。
それには着なれている、ということも含まれている思います( ^^)
わたくしも自分のことのように嬉しくなりました。これからもっともっと素敵に着こなしていって頂きたいと思います。
さて今回のお稽古時のわたくしの着物。
自撮りに慣れていなくて・・・
こちらは角通しの江戸小紋に縮緬の九寸名古屋帯。帯は母親から譲り受けたものですがとても気に入ってこの季節になると数回の出番があります。
蒸栗色の地色に落ち葉や枯葉をモチーフにして秋を表現しています。控えめに落ち葉と融合しながらも主張してくれているとひそかに思い込んで登場させた紅桔梗色のメノウの帯留。
前にも載せましたが箔座に行くとウロウロとこのような石をよく探します。とても安価なんですよ~。
帯留の金具を接着剤で付けて出来上がり。
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箔座
数日後には別の生徒さんたちが披露宴にお着物で参列なさいます。
またどのようなお話を聞かせて下さるのか今から楽しみにしております♪。
最後までお付き合いくださりありがとうございます
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