新年早々の久し振りに自装をした時のこと。
何でも毎日コナしているのが一番何ですよね。ほんの10日程着物に袖を通さなかっただけですのに何となく違和感が。
紐一つとっても何となく手さばきがもたついてしまいました。
着付けていて何より一番ショックだったのが胸回りが痩せたこと。
年末からの風邪がたたり味覚もなく珍しく多少痩せたのですが、それが全て上半身の鎖骨回りだったんですね~!
その下に続く何処かも連鎖して・・・・(;´Д`)。あ”ぁぁぁ~(T_T)。
それに気が付いたのが洋服の時ではなく着物の着付け時。
いつもの補正をして・・・その補正の上で肌着をつけ長襦袢を纏いました。
鏡を見ると左右の鎖骨から斜め下に向けて何本かのシワガ入るのです。
長襦袢の紐かけを致しますが上半身は空気を抜くようにピシッと着付けますでしょ。
長襦袢も着物も上手に着付けられたときは布目が通りしっかり引かれて布目に光沢感が出て参ります。
そこまでとは行かなくても補正が的確に当てられていれば(上半身は補正なくても体型が良くて綺麗にきつけられる方はいらっしゃいますが)その時シワひとつなく着付けられるハズなのです。
それがシワが目立って・・・着付けるのにギリギリの時間しか予定に入れておりませんでしたのでその場では応急処置で長襦袢の上から簡単に補足して着物を着てしまいました。
それにしても洋服を着ている時には気が付かなかった体型の変化がやはり今回も着物の着付けで露見してしまいました(T_T)。
脂肪ちゃんは下に~したに~ですね。
本当に今年は運動をしないとまずいことになりそうです↓。
(そういえば昨日のお振袖のお着付けを連続したせいか腿が筋肉痛になっております。運動不足もいいところですよね~)
運動嫌いのわたくしと一緒にしてしまっては申し訳ないことですが、その時の体調や年齢から体型も変化していくのは否めないものです。
稀に?努力の結果良い方向に変化なさる方もいらっしゃるでしょうが、やはり補正を増やしたり減らしたり・・・補正を当てる場所が移動するのは常にある事なんですよね。
ですから市販の補正をお使いの方も当てている場所がいっつも同じ。ただ付けているだけ、なんていうことでは補正の役目が全く出来ていないかもしれません。
皆さまもたまにで結構ですのでお着付け時にも決められた補正に安心することなく、着付けるときは長襦袢の段階で今までなかったシワガないかしっかりチェックなさって下さいませね。
よそ様には気が付かないくらいの変化でも基盤になる長襦袢の段階できちんと着付けられていませんとお着物が着くずれしやすくなりますので、目を光らせていて下さいませ。。
またショルダーバッグの偏った掛け方等で体が傾き肩の高さが変わってくることもありますでしょ。そうなると肩にも少し補正が必要かもしれません。
そのままですと悲しいかな背中に斜めに大きくシワガ寄ってしまいます。
直線縫いのお着物は均等に引かれて正目が揃っていないと正直にアピールしてまいります。「ここへんよ!」って。
シワという形のアピールですね。
せっかく綺麗なお太鼓結びが出来ていたとしてもその上のお背中に一本大きく斜めにゆる~いシワガ入っておりましたら残念サンになってしまいますものね。
目指すはまるでペンギンのような胸元をつくれるよう補正をして行くのが理想の姿なんです。
最初のうちはこの補正をどのくらい何処に置くのがいいのか見分けるのが難しいのですよね。厚過ぎても薄過ぎても用をなしません。必要な量を必要な場所へ当てていかないと・・・。
補正ってとても大切です。
宜しければこの点をお教室にいらして頂いてその方の体型により的確な補正をお伝え出来ましたら嬉しいのですが。
お着物を楽に綺麗にお着付けなさりたい方はご遠慮なくご連絡下さいませね。
お待ち申し上げております。
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出張着付け・お問い合わせ◇
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